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「Q-1代野の家 T邸」屋根断熱材充填

 外部は付加断熱材を入れてタイベックを張ったまでは良かったがその後は吹雪いたりでお天気が荒れて外壁を張るのは見合わせて大工全員が内部の床下地や屋根断熱材を充填しております。

 屋根ツーバイ垂木に入れるのはグラスウールで相当密度が高性能16(kg/㎡)タイプで3枚を重ねて入れて合計300ミリの厚さです。何処も彼処も大工は赤い断熱材に埋もれて囲まれて見ているこちらも暑くなりそうです。(笑
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当社の大工はグラスウールの取扱いになれていますので入れる際には長くてもダメ!短くてもダメ!寸法通りにグラスウール専用カッターで切断したりしないといけなし充填するにもソフトにソフトに強く押し込まずにタップリと空気を含ませて繊細に扱っております。
繊維系以外の何の断熱材でも一緒だが断熱は「素材」云々では無くて如何に丁寧に施工出来るかに掛かっている。幾ら性能の良い断熱材を採用しても施工のノウハウが伴わないと後々に色んな面で「差」が出て来るわけです。
使用する場所に(性能)応じて断熱材の種類と厚さを変えて行きます。基礎断熱にはスタイロフォームで壁・屋根、天井にはグラスウールを使用して金物類のヒートブリッジを防ぐ断熱処理にはウレタン充填断熱を行います。

 断熱材を入れ終えた箇所から防湿・気密シート(0,2ミリ)を張り巡らしており此処でも注意しなければいけないのはシートの重ね代を必ず下地のあるところで100ミリ以上取ってから胴縁などで押さえて行くが途切れたり下地が無い箇所ではブチル両面テープで処理を行います。

 こちらの箇所だけは明日にバスユニット組立業者が入りますので断熱・気密処理を終えて胴縁材で固めております。
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by titeki-oota | 2008-11-20 12:07 | Comments(0)

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by タケちゃん