「PET検診」
2009年 06月 22日
PET検診はここ数年で全国的に増えて来ていますが、それでも検診料は金額的にまだまだで高嶺の花で懐に余裕のある方だけの検査方法です。検査内容・料金はこちら
そんなPET検査だが当然、家族同然に暮らしているペットにも検診を受けさせた飼い主さんが居られる訳で初の施設として青森県十和田市にオープンしたようです。
(読売新聞)
北里大学獣医学部付属小動物診療センター(青森県十和田市)は、犬や猫のがんを診断するPET(陽電子放射断層撮影)検査装置を、国内で初めて導入。人間と同様、早期発見が治療に有効なため、家族の一員としてかわいがる飼い主にとっては朗報。
PET検査は、人間のがんや認知症の診断などにも使われる高度医療。
今年2月、獣医療法の施行規則が一部改正され、それまで検査を受けることのできなかった犬や猫も可能になった。同大は規則改正に合わせて導入の準備を進め、3月から検査を始めた。
検査は、がん細胞に取り込まれやすい「放射性医薬品」を注射し、この薬が発する微量の放射線を特殊な装置で撮影する。
複数の方向から撮影することで、がん細胞の位置や大きさを判別することができ、さらに活発に動いているがん細胞ほど薬を多く取り込むため放射線の強さで、がんの進行度も判定できる。