「 空の話題 明・暗 」

 9月11日種子島宇宙センターからHTV(宇宙ステーション補給機)技術実証機を載せたH-ⅡBロケット試験機が打ち上げられ無事に成功しました。
初めてのH-ⅡBロケットの打ち上げにも関わらず日本の航空技術も世界の最先端に立ったといえそうです。
H-ⅡAロケットの時の苦労を考えると、感慨もひとしおでしょう。c0104793_15174097.jpg

 嬉しい事に成功したロケットエンジンは大館市の田代(田代試験場)で燃焼実験を何度となく繰り返しながら開発されたもので今回の成功に深く結びついています。田代岳登山の際に荒沢登山口近くに試験場があり山間にロケットエンジン燃焼の轟音が聞こえたりします。

 三菱重工の関係者は田代地区の民宿等に寝泊まりしながら、(約30人)ある時は雪深い中を毎日、実験場に通うのも大変だったと思いますがもっと大変なのは狭い林道に液体酸素/液体水素を運ぶトレーラー。国道から狭い道に入って行くのを見掛けるが物が物だけに運転手も道中は緊張の連続だと思うが今回の成功で関係者の苦労は全て吹っ飛んでしまったと思います。

 片や痛ましい事故が起きてしまった。岐阜県の防災ヘリが墜落し搭乗者3人死亡。 ニュースによれば北アルプス奥穂高岳で11日、県防災ヘリコプター「若鮎2号」が墜落し、搭乗員3人が死亡した事故で12日、現場付近で当時、急に霧が発生していたことが複数の目撃者の証言で分かった。県警捜査本部は、天候の急激な変化が事故につながった可能性もあるとみている。c0104793_15441960.jpg

 事故当時、20~30メートル上空からロープを垂らしてホバリング(空中静止)。地上では山岳警備隊員らが病死した登山者の遺体の収容袋をロープで結ぶ作業をしていた。

 約1キロ離れた「穂高岳山荘」から作業を見守っていた同山荘オーナー、今田英雄さん(66)によると、霧がかかって作業が見えなくなり、心配になって現場にいた支配人に携帯電話をかけた直後に事故が起きたという。今田さんは「普段から急にガスが出ることがある。通常はガスが出たらヘリは上空で待機するが、遺体をつり上げようとした瞬間にガスが出たので離れるわけにいかなかったのだろうか」と推測する。

 岐阜や長野、富山の防災へリのパイロットは日本の中でも特に操縦が難しいアルプス山岳救助を行うので隊員の技術は折り紙つきなのだが、ましてや今回のパイロットは飛行時間5000時間以上という熟練パイロットであり急変する自然の厳しさにはどうする事も出来ない事も起こりえることを改めて思い知らされた気がします。

 以前にパラグライダーを教わっていた先生は「絶対にヘリだけは操縦したくないんだ!!」と言われた事があったが今思えばそれだけ難しい乗り物である事を言いたかったんだろうか?忙しい人で細かい事は聞けなかったが因みに先生は元ANAの旅客機パイロット。
by titeki-oota | 2009-09-12 15:17 | Comments(0)

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