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Q-1「出川の家」 床下蓄熱暖房器

 今回、初めて採用したのが床下に入れた1台当たり1、4KWタイプの蓄熱暖房器です。
見た目はこんなに小さくても蓄熱ブロックが入れば全体の重さは130kgと重い。
1階の床下48坪に計算よりチョット多めの10台を設置して蓄熱量設定、大・中・小の他に1台ごと分電盤でも入り切り操作しやすいように低い位置に設置して細やかな熱コントロールも出来るように考慮しました。
システムは、蓄熱本体、集中制御ボックス、床ガラリ、室内操作パネルで構成されてます。
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 深夜電力で蓄えた熱は、床下の空気や、基礎土間コンクリート、床材へ、ゆっくり放射され
床下で温まった空気がガラリ(通気孔)間仕切り壁などを抜けて室内を自然対流し、住宅の一階全体を暖める仕組みでファンを使った強制対流方式と異なり、ホコリの拡散がありません。
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 壁面と床材からも熱が輻射され、室内の空気を均等に暖めます。
局所暖房に比べ冷気と暖気のよどみがなく、暖房の設定温度が低めでも体感温度は高くなります。
一般の床暖房のように、フローリングの表面温度だけが高くなるといったこともないため、低温やけどの心配もありません。
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by titeki-oota | 2010-05-21 13:15 | Comments(0)

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by タケちゃん