漬水町の現場 旧社屋解体作業
2010年 12月 08日
細かい箇所は人手で解体して行っておりますが残り殆どが油圧ショベルのツメが混構造の木造・鉄骨の解体に大活躍して時間のスピードアップを図られて次々と解体が進みます。
今では殆どの解体現場が機械解体で行われる確立が高くアームの先には多種のアタッチメントが用意されて、作業ごとに使い分けしているようです。
初日は手作業で運び出しなどで時間を取られて2日目からは油圧ショベルの先端に、木造解体用アッタチメント(はさみ機)を取り付けて解体を行い木造解体では、最もスタンダードな方法で行って今日からは鉄骨解体に入り一部は鉄骨から作業員がボルトを外したりした後はやはり最後は鉄骨解体は鉄骨切断用アッタチメント(鉄骨切断カッター機)を利用で、此処でも処理作業が早く進められます。
その後の基礎や土間コンクリートでは油圧ショベルの先端に、今度は新たにアッタチメント圧砕機(大割)を取り付けて爪形の刃先で鉄筋コンクリートを噛み砕く解体を行います。
クワガタ虫みたいなハサミでコンクリートを砕き割り歯の根本にあるカッターで少しぐらいの鉄筋はそのまま切断出来る優れものです。
木造解体に使用したグラップル(はさみ機)は、2つの巨大なフォークを向かい合わせたような、大きなクチバシのような形状をした開閉式でこのグラップルは、油圧シリンダーの伸縮によって、大きなフォーク状の部分が開閉して、物を掴んで回転させたりて手首のような動きも出来て解体作業は見ていて飽きない。つかみ作業、回転作業などを巧みに使い分ける事で、解体時の分別作業が的確に行ってオペレーターの見事な操縦から繰り出されて行われる手順や小技に感心して見学しておりました。
現場責任者から聞きましたがアッタチメント「はさみ機」単体だけで500万円もする高価なものだそうだが作業時間の速さと安全面から見れば、それ以上の価値がある重機部品かも知れません。