厳冬期コンクリート打設

 言うまでも無く今年の1月は連日に亘って寒さと降雪量が生半可でなく新聞報道でも色々と市民生活に重大な影響を与えている事が掲載されております。

 そんな折に昨日の朝に犬の散歩の途中で見掛けた大手ハウスメーカーの基礎コンクリート打設後の現場です。
夜にも通り掛ったが2重に掛けられたブルーシートの中は煌々と明るく照らされていたので投光機など熱源となる器具等でコンクリート養生をされているものと推測しております。

 大手ハウスメーカーの中でも此処までシッカリと単管で小屋組みまでして基礎を大事に造っているのには感心と言うか褒めて上げたい気持です。
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 今年の様な厳しい冬のコンクリート打設は養生期間に凍結するおそれが有ります。
コンクリートが凍結するとは、コンクリートに含まれる水分が凍って、膨張してコンクリートを破壊することもあって当然、強度も落ちます。これを凍害と言います。


  では冬のコンクリート施工で気を付ける点は何でしょう?

 コンクリート標準示方書ではコンクリートの凍結温度は水セメント比等によって異なるがおよそ、-0.5~-2.0℃程度といわれている事から示方書では平均温度が4度を下回る場合には、寒中コンクリートを使用しなければならないと定められています。

 これは、施工業者が生コンクリートを注文するときに指定する物なので、到着した生コンを現場で見ていても違いは分からず納入配合表を見て初めて分かる代物です。

 温度を下げなければ、凍害は防げることから、まず出荷元の生コンの材料は出来るだけ冷やさずに(温水など)配合しながら混和材としてAE剤やAE減水剤を使用してコンクリートを打ち込んだ後には保護シート等で養生すれば万全です。

 本当に良い物を造ろうとするならば厳冬期の生コン打設は細やかな気配りと経費の掛かり増しは避けられません。
by titeki-oota | 2011-01-25 10:38 | Comments(0)

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by タケちゃん