「外装材」
2011年 04月 21日
戸建住宅でも新築完成で引き渡した時から建物は劣化が始まると言えば、お客さんに冗談でしょうと叱られそうですが、例えばKMEW(旧クボタ松下電工)の窯業系外壁材カタログにも掲載されているように一般ユーザーが考えている時間より案外早くて新築時から5年~10年ごとに何らしかのメンテナンスが必要で実際のところ、中々そこまで手入れをしているお宅は少ないのが現状で細かなメンテを施したとしても精々30年の寿命です。
着工前の打ち合わせ時に外壁材や屋根材などでメンテナンスの時期や耐久年数などで工務店などに質問した事がありますか?。
殆どの方が恐らく、その頃の打ち合わせ時期は見た目や質感、色調選択で頭が一杯でお任せモードであったと思います。
外壁材の素材1つ見ても窯業系(採用が多い)、金属系に始まって高価なタイルや一昔前に流行ったモルタル、木材板+外壁塗装(キシラやウッドロングエコ)と多種多様で簡単に全てを理解し選択するのは素人には難しいと思います。
もし20年くらいで張り替えとなれば商品代の他に撤去代(以前の外装材の上に被せる場合もあるが)や足場代などでお客さまの負担は住宅ローンの他に更に負担が増すかも知れません。
そこで、当社では全ての外装素材について説明をしながら、それぞれの特徴を細かに出来るだけ説明するようにしますと予算に余裕がある方はタイルを選択されて次には金属系サイディングを選んでくれます。
金属系について最初は奥さん方に言わせれば「安っぽい」「見た目が倉庫見たい」「冷たい感じがする」などと、すこぶる評判が良くないが前述の窯業系のデメリットを説明すると金属系の株がグーンと上がります。
どうしても採用したい要望があれば玄関周りに張る部分張りや1階部分だけ(2階部分に金属系)に張って将来の足場代費用等を考えた負担の少ない張り分けを提案しております。