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ショートスティ建設現場 「基礎コンクリート1回目打設」

  梅雨時は本当に悩む!昨日の夕方までコンクリート打設を行うべきか可なり苦しんで決断出来ずにいたんだが気象庁の17時発表の予報と雲レーダーの動きを見て不安定な要素もあったが意を決して工事を行うことを決めた。

 今日は朝の7時から工事が始めたが開始早々から弱い霧雨があったので少し心配したが大きく崩れる事も無く蒸し暑いが順調に工事は進んでいる。
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 作業に当たってくれているのは当社の社員と圧送ポンプ屋さん、左官屋さんなど総勢10名で頑張っているが打設量が多くて中々捗らない。1日で打つコンクリート量としては一番多い約62㎥弱で大型生コン車15台分になりそう。
スランプ(コンクリートの固さの目安)は少し固くてして15㎝、呼び強度は24(N/m㎡)です。
ショートスティ建設現場 「基礎コンクリート1回目打設」_c0104793_13325363.jpg

 一般的にベタ基礎は、最初に底面を打ち、固まってから立ち上がり部分を打設する2段階の手順で行いますが今回の現場も以前と同じように1回で全ての打設を終えます。
「浮型枠」になっている基礎立ち上がり部から流し込んだ生コンが土間部(厚さは150ミリ)に流れて出て来た所にタイミングを見て追加で生コンを入れると一回で基礎と土間が一体化しUの字のようになってコールドジョイント(打ち継ぎが出来ません)が無く強固なコンクリートが出来あがります。
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 ホールダウン金物やアンカーボルトは事前に横筋を取り付けて、そこに固定しておりますので安心です。横筋にフックさせないで生コン打ち時にスポッスポッと差し込む「田植え方式」だと鉄筋に絡んでいない事から当然のように大地震の際には引っ張り強度に差が出てきます。
by titeki-oota | 2011-07-01 13:31 | Comments(0)

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by タケちゃん