A邸新築工事 「基礎周り左官作業」
2012年 04月 12日
今回も何度も何度も天気予報を見つめながら一昨日の昼には作業を行う事を決め材料を揃え左官屋に連絡を取って、いつもの職人に手配を終えた。
ところが、念のためにと夕方の天気予報を見たら大きく降水確率が変わっているではないか。
漸く、忙しい中での日程を合わせて職人も集められたのにガッカリです。社員や職人の中には養生もシッカリやるから作業を行いたい意見もあったが、雲の動きを見ていて絶対に雨降りを確信し泣く泣く中止の連絡を取った。昨日は案の定、午後から本降りとなって作業を行わなくて本当に良かった。
今日は朝からスッキリ晴れた青空の元で午前は基礎天端均し作業を行う。基礎の上端に定規を固定しモルタルで仕上げるもので基礎断熱の場合は土台との接点となる天端均し精度が特に大事でモルタルの高さの誤差は2mm以内を目指して平滑になるように当社のY社員がレベルを何度となく覗いて確認する大事な作業です。
午後から基礎の板状断熱材100ミリ厚の表面に基礎断熱用モルタル(炭素繊維入りのプレミックス樹脂モルタル)を均一な厚さに下塗りしてからグラスメッシュ(CFネット)を被せて張り巡らしますが、特殊なCFモルタルは硬化が早く(今日は温度も高くさわやかな風が吹いているせいもあって硬化も早い)下塗りの、その後を追いながら直ぐに同じ厚さで上塗りして刷毛引き仕上げを行うので左官屋さんは大忙しで5人が現場に入っております。
一列に並んで時間との勝負なので一気に仕上げていきます。