今季2度目の5連敗!!
2012年 04月 23日
気になる事と言えばセパ優勝候補の評判が高い巨人と西武が、まさかのどちらも最下位で「借金7」と出遅れている。
特に巨人のチーム状態は深刻である。
巨人は今季2度目の5連敗で、原監督の足取りは重い。視線は宙をさまよった。「3連敗したというのは屈辱的ではあるけど、幸い僅差の接戦だから…」。何とか前を向こうとする姿さえ、痛々しかった。どうしていいか分からない。打順を変更しても、上がり目の見えない極貧打線。
過去に、この借金数から優勝した例はない。首位どころか最下位脱出さえもままならなず、打線が抱える問題の根は深い。
今日の新聞にも書かれていたが原監督が最も重視する準備が、不足していたと言わざるを得ない。
開幕前から“緩い”空気は不安視されていた。チーム内からは「若手が失敗しても怒るコーチがいない」と声が上がり、キャンプで早々と練習を切り上げる選手を見た他球団のスコアラーは「こんなチームに負けたくない」とささやいた。
まだ4月。原監督は「何とか打線が機能することを考えないといけない」と言った。だが、左翼席には空席が目立ち、野次すら飛ばなくなった。あまりの弱さに、ファンは既にしらけてしまったのかもしれない。