洗面脱衣室リフォーム
2012年 06月 27日
こちらの空間には家族全員が使用する物が集まっており、なかなか片付かないとお悩みの方が少なくありません。
洗面脱衣室の広さは1坪(2畳分)程度が洗面スペースとしては一番多いようです。
その広さに洗面脱衣室に入る扉とお風呂に入る扉があり、時には回遊できるようにとキッチンからの動線を確保する為に3枚目の扉を設置した場合は今度は収納する壁スペースが限られてしまう事もあります。
今回の現場は2枚扉ですがどのように洗濯機と洗面化粧台を配置しながら尚且つ数多い収納品(フェイスタオル、バスタオル、バスマット、脱衣カゴ、洗濯カゴ、洗濯用品、洗面用品、ヘアケア用品、それらのストックなどなど、これらを置きながら、如何に収納出来るかが整理のカギとなります。
リフォーム前はドラム型洗濯機を写真のように入り口から入った真っ直ぐに向いて扉が開くように置いて利用してました。(縦型に比べてドラム型は扉が手前に開くのでスペースを大きく取らなければいけない。)右側に洗面台があったことからバッティングして凄く使いづらかったようです。
リフォーム前の状態です。
そこで入り口から入った左側に一列に洗濯機(上部に収納棚)・11cm幅のスリット収納棚・洗面化粧台を並べて空間を広げる工夫をしてリフォームしました。
収納棚はシナランバーを使って大工さんが製作しました。
扉は家具屋さんが造って取り付けてくれました。湿気が多い場所ですから素材はメラミン化粧板で表・裏側ともに貼って仕上げてくれました。
ホームセンターを回って写真のようなタイプを探したが見つけらなかったので、問屋に注文して取り寄せたイナックスの60センチ幅の2連タオル掛けです。
以前のパネルヒーターは小さくて熱量不足で電気ストーブを併用していたので、撤去してパネルヒーター+タオルウォーマーを新たに設置しました。
移動する前の洗面台に使用した電気配線が1本あったので主に電動歯ブラシ用として利用するコンセントに生まれ変わりました。