一心院南の家 「気密測定試験」
2012年 09月 11日
そんな折り、気密測定を「一心院南の家」で行いました。開口面積(穴)は下記の写真に有るように103c㎡と出ました。
測定中に何かしらの気流を感じると色々と探したら1階・2階のトイレの換気設備の一部となる排気口から外気が流入していて、再度、測り直しをしたが、それでも未だ、気流を感じながらも測定は終了した。
何気なくキッチン周りを見たらガスの配管が目に留まり念のために外部に周ってガスボンベ配管を確認したら何んと!コックが開放になっておりました。(普通は閉じておくものだが・・・)此処から外気が入って来ていたんだと納得できます。
これらの事から配管径面積を差し引くと凡そだが総すきま相当面積は100c㎡(家の中から隙間をカキ集めたとすれば10センチ×10センチの穴が開いている。)前後になろうかと思います。
こちらの住宅の実質述べ面積は171㎡なので計算すれば隙間相当面積は0.58c㎡/㎡の気密性能値でした。
因みに穴の細やかさが分かる「隙間特性値」n値は1.51と出力されましたから大工さんの大きなチョンボは無さそうです。(笑)