セントラルクリーナー修理
2012年 11月 01日
数日前にセントラルクリーナーが動かなくなったと電話を頂き早速、修理手配してパナソニック修理担当者の訪問時間に合わせて伺って来ました。
外に置かれています掃除機本体を分解しますと単なる吸い込み口にプラ系のヒモ見たいな物に絡まって綿ゴミがビッシと詰まった単純な故障で取り除いたら快調に吸い込んでくれたから先ずは一安心です。
屋外に置かれているクリーナー本体。排気は屋外に放出され静かで空気を汚さないこと事から当時は人気があった。
しかし、訪問するまで気が重かった。何故なら大きな故障となった場合、此の機種は数年前に廃番となって部品が既に手に入らず修理不可を予想していた為。
修理後にお客様から叱られてしまいました。
毎日、重宝しているのに今更、部品が無いからと言って高額機種が15年そこそこで使えなくなるような事では困ると。お怒りは、もっともな事でしてメーカーさんに恨み節の一つも言いたくなります。
6mの室内ホースも取っ手部分の根元が裂けてテープを巻いて、更にはスイッチ類が付いた取っ手にも亀裂が入って針金を巻いて使用している有り様です。
念のために、これ等の部材も購入できるか修理担当者に聞いてもらったが、何処の部品拠点にも在庫は無いとの事で諦めるしか無いようです。
以前にはパネルヒーター燃焼元となる暖房ボイラーも同じような事があって三洋製でこちらも故障も少なく燃焼効率が良い優れた商品だったが、此の分野からサッサと撤退して今では手に入らず仕方なく他メーカーに切り替えを行っているが、本当に残念なことです。
儲けのない分野からは簡単に撤退する図式が出来上がっていて昨年に経営不振からパナソニックの完全子会社となった三洋電機だったが、とうとう本家パナソニックまで火の車、大赤字決算らしい。
シャープも似たような巨額損失で大手家電メーカーは今後どんな結末を迎えるんだろう。