Q-1 上代野の家 「気密測定」
2013年 07月 29日
延べ床面積は187.14㎡(56.5坪)ですが風除室を除いた面積の178.86㎡+床下・小屋裏が測定対象として建物の実質延べ面積となります。
気密測定値(隙間相当面積)C値が0.48(cm2/m2)の性能で「穴」の大きさは仮に家中の隙間を全部かき集めたとして総すき間相当面積が105c㎡と出ましたので10.2㎝×10.2㎝の細かい穴が点在している事となります。
測定してから分かった事だが水道屋さんが、未だ温水器などに水を張っていない状態で有った事が判明しました。枡のトラップや各排水口に満タンで水を張ってあれば、もう少し気密性能が高まったのに残念!!
それでもC値の高い性能数値と相まってQ値も1.18(W/m2K)なので省エネ性能は、これで高いことが証明されました。
換気システムとの繋がりを考えれば気密性能値は幾ら高くなっても構わない。それは気密が高くなればなるほどに省エネ性アップはもちろん小さな点在している隙間からの給気が減り、計画的に給気口からの新鮮な空気が計算値に近い量として排気に繋がってスムーズに流れ室内空気が汚れない結果へと結びつきます。