人気ブログランキング | 話題のタグを見る

子供の頭が良くなる家

子供の頭が良くなる家 _c0104793_20334183.jpg前々から子供は個室に「入れないで」と言っても説得説明できる本が少なかった。
「頭のよい子が育つ家」というタイトルに引き寄せられ、
思わず反応?してしまいました。
内容は、住宅コンサルタント(著者の四十万氏は、慶応大学の産学協同が開発した「最先端技術とデザイン」に学び)が有名最難関中学に
合格した家庭を調査した結果(実態調査で数年間に渉り200以上の家庭を調査)、浮かび上がったこと頭のよい子どもに育つのに必要なのは
立派な個室ではなく家族とのコミュニケーションなのだそうです。
受験のときは、親は気を使って静かな環境を整えてあげたいと思います。
そのために必要なのは、個室=子ども部屋・・・と考えがちなところ。
でも、調査の結果によると、難関中学合格者のお宅では
個室ではなくダイニングテーブルやちゃぶ台で勉強している子が多かったそうです。
また、子供部屋に閉じこもらずお母さんのところへ行きたいと思えば
お母さんのところへ、といった好きなときに好きなところへ行く“回遊性”があるそうです。
意外ですが、家庭内の雑音があるダイニングで勉強するほうが、集中力が備わるとか。

 最近の受験では、回答が記述式であることが多く
総合的な力量が試されますが
それに対応する力は教科書の暗記だけでは到底会得できません。

 同様に時事問題も、家族と会話することにより
日常から接することが大切。社会に出ても後にも先にもコミニケーションの取り方が重要な事になる。

 具体的に面白いと思ったのは
リビングの壁にホワイトボードがさりげなく(公式が書かれている)
書き込みができる素材を使用し誰でも自由に落書きできる空間の存在。

 地球儀をさりげなく置くのも定番らしい。
勉強道具が日常に溶け込んでいる感じでした。

 この話、難関中学合格者が頭のよい子という
定義そのものにも疑問はありますし、賛否両論多々あると思います。

 でも、いいなと感じたのは
大切なのは、家族のコミュニケーションだという点。
家の広さ狭さに関係がないという点です。
どんな家でも、環境をつくることができるのです。

 極端な話し、としては家を造る時は風呂・トイレ以外はドアーも仕切りも無しにして生活する。子供が巣立ったら又、間取りを考える可変プランは如何ですか。メリットはいっぱいだが・・・・
by titeki-oota | 2006-11-01 20:32 | 雑記帳 | Comments(0)

つれづれなるままに、興味のある内容を、書きとめているブログ。


by タケちゃん