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ある工務店の倒産

  北海道住宅新聞 編集長コラムより
 ◆ここ数年、札幌市内で手広く分譲住宅を建てていた会社が破たんしたと昨日の道新ホームページが伝えた。コンクリート造の3階建てで、マンション並みの価格で戸建てが持てるという戦略で急成長していたほか、全国にフランチャイズを持って技術の移出も行っていた。◆この会社の悪い噂はかなり有名で、じつは噂ではなく裁判を準備している人たちもいた。「暖房料金が平均月額1万円を切ることも可能」の広告を信用して購入したが、実際は5万円。修繕を申し入れるも反応がなく、すでに弁護士を立てて訴訟の準備に入っていたのだ。そのことを北海道住宅新聞で8月、9月とスクープしたばかりだったので、編集部は何とも言えない重い空気につつまれた(この記事については当社ホームページでも見ることができます)。◆裁判といえば、昨年11月にシックハウスで訴訟を起こされた会社が今年初めに倒産した。被害者は泣くに泣けない。耐震偽装ばかりが注目されるが、それ以外の欠陥住宅被害もじつはまだまだあり、消費者はよほど慎重にならないとババをつかまされる可能性がある。かといって消費者が業者の全容をつかむことはかなり難しい。こういった被害者が1人でも減るように、ボクはガンバル

 
 北海道住宅新聞の S編集長にはQ-1住宅取材やら北海道で受講した10年前の勉強会・施工改善等の指摘で小生もお世話になっている。
 
 破たんしたH工務店は歴史も古く一九四一年(昭和十六年)創業。九五年に鉄筋コンクリートの外断熱工法「●C-●工法」を開発したのをきっかけに、低価格帯の三階建て住宅を販売して急成長し、ピークの二○○七年二月期は四十七億九千二百万円を売り上げた。
大館にも此の「●C-●工法」で建物は建築されている。夏は涼しく冬暖かなコマーシャルであったが住んであった人はどうであったのか???。当社のお客さんの知人も建てられているので友達を介して話は聞いている。


 
by titeki-oota | 2007-12-02 15:27 | Comments(0)

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by タケちゃん