「Q-1代野の家S邸」階段造作
2008年 05月 08日
階段を上がるのを楽に感じるかどうかは、1段の高さばかりでなく、状況の変化(踊り場につく、身体の向きを変えるなど)による精神的要素も大きい。しかし現実として小規模住宅に於いては階段幅(S邸は芯芯で1メートル取っているが)蹴上げ、踏み面寸法等は大きく取れない。
読み方は階段のステップの部分を『踏面』(ふみづら)といい、段の高さを『蹴上げ』(けあげ)というが建築基準法では階段の最低寸法が、『踏面』は15cm以上、『蹴上げ』は23cm以下と定められている。理想だが寸法は蹴上げで18cm以下で踏み面寸法は21cm以上は欲しい。