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雨水侵入事故防止!

 いつも読んでいる業界新聞の北海道住宅新聞に(5/25付)窓回りのテープの張り方が紹介されていたので一部抜粋して紹介します。
自分らも窓回りのテープの張りかたは10数年前に北海道の勉強会で基本として教えて頂いた。
その当時はいくら大工職人に気密・断熱など細かい事を言って指導しても(現場に行くとテープを張っていなかったりして)中々実践してくれず悩んだものです。
会社側でもその後に新しい職人を育てていかなければいけないと思い下請け大工は止めて社員大工として現在に至っている。

 テープ張りは誰でも出来る簡単な作業だが防水の為の張る順番は職人が自分流に張っているのが良く見受けられます。(当社は勿論シッカリやっています)
イラスト図の様に最初に窓の下部から張って次は左右の縦に張って最後に上部を張るが此処でのポイントは縦のテープを端末部を最後の上部テープで覆い隠して張ると防水性がアップする。雨水侵入事故防止!_c0104793_9411060.gif
 
  5/25付記事より抜粋   2009年10月から10年瑕疵(かし)保証を保険などで裏付けることを義務づけた新しい制度がスタートする。
ほとんどの住宅会社は保険に加入することになると見られます。
全国的には外壁の雨水浸入事故が多く、特に窓まわりや換気口まわり、バルコニーと外壁の取り合いが原因と見られる事故が多いとされる。
窓まわりについては、北海道との施工手順の違いが事故原因の1つとなっていると指摘する専門家もいる。
こういうことだ。北海道では通常、建て方が終わり、外壁下地の構造用合板などを張る。その後にすぐ透湿・防水シートを施工し、そののちサッシを取り付ける。このためサッシまわりの防水はツバと透湿・防水シートを上からテープ止めするかたちになる。

 一方、本州以南ではサッシと透湿・防水シートの施工順が逆、つまりサッシを取り付けてから透湿・防水シートを張る手順が多いという。
そうするとサッシまわりの防水は北海道のようにツバと透湿・防水シートを上からテープ止めすることができない。
各種仕様書でこの部分の防水が、両面テープを使ってツバの上から透湿・防水シートを密着させる納まりになっているのはこのためだ。
しかしこの施工がなかなか現場では難しい。またバルコニー防水も問題が多いとされる。

by titeki-oota | 2008-06-06 09:41 | Comments(0)

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by タケちゃん