「Q-1代野の家T邸」 左官工事
2008年 10月 13日
基礎の上端に定規を固定しモルタルで仕上げています。
基礎断熱の場合は土台との接点となる天端均し精度が大変大事でモルタルの高さの誤差は2mm以内を目指してレベルを何度となく覗いて確認している。
土台に見えているアンカーボルトは短いのは土台用で長いのはホールダウン金物用です。
断熱材の上部もモルタルを塗ってしまっていて遠くから見ると一見コンクリート基礎に見えます。
天端均しの作業の後は基礎断熱材に特殊なモルタルを塗ります。
型枠を解体したら基礎断熱材(スタイロフォーム等)は太陽光に長く当てずに直ぐに(紫外線による劣化防止のため)モルタルで保護するようにします。
以前の基礎断熱部分のモルタルにはヒビが入ることがあり、それを解消するためにCFモルタル 工法が考えられました。(基礎断熱工法の断熱材保護モルタルの亀裂を解消)CFモルタルとCFネットの併用です。
下塗りへのグラスメッシュ(CFネット)張りは、下塗りしてからガラス繊維を網目状に編んだメッシュを張ることで、モルタルの乾燥収縮による動きを抑える働きがある。
ある理由があってスカート断熱材と基礎断熱材との取り合い部分までキッチリとモルタルで押さえて隙間も埋めてしまい最後に土を埋め戻すが決して黒土類は使用しないで採石等を当社は使用している。