カテゴリ:Q-1 一心院南の家( 17 )

 連日に亘って、低温と降雪続きだったがようやっと大寒波が治まって今日は晴れ間となっております。

 昨日までの強風も相まって各家々の軒先には早くも雪庇(せっぴ)が出来始めており、効果の程を確認するために一心院南の家に出掛けて来ました。

 工事中の写真はこちら→ http://titeki.exblog.jp/18323351/

 無落雪屋根ですと、立地場所に依っては風下に出来る雪庇を防止する対策が必要です。それらは雪庇の落下による人身事故や物損事故を防ぐための仕掛けです。  
 
 
 施主さん曰く、セッピのセの字も無く隣家に迷惑を掛ける事も無くて「良いもんだと!」大変、喜んでくれました。
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 下記の写真のように屋根下の直ぐ側には隣家の玄関がある事から一カケラの雪も絶対に落としてはならない状況でした。
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 近くの住宅屋根をパチリ!出来始めた雪庇で、此れが大きく成長していきます。
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by titeki-oota | 2012-12-28 13:27 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
  最後まで残されていた家具工事だが今日から家具職人が現場に入って取り付け作業を行っております。

 手造り家具は自由自在に色調から形まで予算に合わせて選んで造ることが出来る上に隙間なくピッタリと置く事が出来てホコリ溜まりは少なく、何より家具の高さを天井まで延ばす事に依って倒れない地震に強いのが特徴です。
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 家具の前面の窓ガラスは割れないアクリル系を使用して万が一の際の揺れに対してもロック機能が付いたキャッチを使用してますので食器類が飛び出さないようになっております。
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 今の時代、何から何まで既製品が巾を利かして安く売られて溢れている。そんな影響をモロに受けたのが物造りに従事して来た各職人たちです。

 大工は勿論だが特に建具職人や家具職人は若手が育っていない事から年々、職人が少なくなる一方です。10年後には、これ等の手造り家具など出来ないのではないかと心配しております。
by titeki-oota | 2012-09-26 12:50 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
 昨日のブログでは住宅の気密も重要だと長々と書いてしまった。
そんな折り、気密測定を「一心院南の家」で行いました。開口面積(穴)は下記の写真に有るように103c㎡と出ました。
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 測定中に何かしらの気流を感じると色々と探したら1階・2階のトイレの換気設備の一部となる排気口から外気が流入していて、再度、測り直しをしたが、それでも未だ、気流を感じながらも測定は終了した。
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 何気なくキッチン周りを見たらガスの配管が目に留まり念のために外部に周ってガスボンベ配管を確認したら何んと!コックが開放になっておりました。(普通は閉じておくものだが・・・)此処から外気が入って来ていたんだと納得できます。

 これらの事から配管径面積を差し引くと凡そだが総すきま相当面積は100c㎡(家の中から隙間をカキ集めたとすれば10センチ×10センチの穴が開いている。)前後になろうかと思います。
こちらの住宅の実質述べ面積は171㎡なので計算すれば隙間相当面積は0.58c㎡/㎡の気密性能値でした。

  因みに穴の細やかさが分かる「隙間特性値」n値は1.51と出力されましたから大工さんの大きなチョンボは無さそうです。(笑)
by titeki-oota | 2012-09-11 10:46 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
 「一心院南の家」現場は内部の塗装が終わって火曜日からクロス工事に入っております。
 
 以前にも話題にしたシャッターの取っ手だが自分でメーカーにお願いして置きながら当時、伝えた事すら、しっかりと忘れておりました。

 工事後に偶然に目が行って記憶が甦って来ました。シャッター取っ手は、間違い無くステンレス製でリベット止めされており此れで長い期間、使用に耐えることができます。
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by titeki-oota | 2012-08-23 11:40 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
 積雪地帯では無落雪屋根などに積もった雪が風で流され、風下の屋根の端に溜まることで雪庇(せっぴ)が成長して行き雪が迫り出し、垂れ下がって来る雪国特有の現象が起きます。
このままにしておくといつ落ちてくるかわからない為に非常に危険なうえに早めに落とさないと雪庇の重量が軒先や雨樋を痛めてしまいます。

 対策として人が屋根に上がってスコップで突き落とすか下から突く雪庇落とし器具しかありません。商品も数々販売されているわけですが、使用して見ての効果はイマイチ。
雪庇というのは見た目と違い固い雪で、時には下の層が氷の塊になっていますから、今までの経験から長い棒状の器具でパシパシ叩いたり引っ掛け切り落とそうとしても中々落ちてくれるような代物ではありませんでした。

 やはり、根本的に雪庇自体を前もって防止することが必要です。
特に今回の現場は風下の東側に隣家の玄関口があり何としてでも確実な雪庇対策を行い迷惑を掛けない様に、しなければいけませんでした。
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 下の写真は板金職人テルさんが頑張ってくれて、こんな感じで造りステンレス板を被せて三角形の雪庇防止柵となります。
トップ部分にはステンレス板を両側から2枚重ね0.7mm厚に仕上げ、高さ15センチの雪切り板が付きます。
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 10数年前に造った時の雪庇防止柵は成功しお客さんから、お褒めの言葉を頂きましたが地形や周りの建物環境に依っては風の渦が変わる時があるが、いずれにせよ防止柵にぶつかって西からの風向きを変え、風速を上げながら、雪は飛び散る効果があるはずだが・・・。
by titeki-oota | 2012-08-09 16:26 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
  床下地を張り終えたので床下に蓄熱暖房器を入れる作業を行いました。
見た目は小さくて見えても蓄熱ブロックが入れば全体の重さは130kgと重くなります。
 
 設置数は1階には暖房床面積は53.89㎡(約16坪)に対してメーカー白山の機種1.4KWタイプが5台です。

 事前に暖房計画計算から弾き出された必要暖房負荷は安全率10%多く見て1.4KWの暖房器が4、8台必要とされましたので5台となります。
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 2階は10畳×2部屋と9畳の部屋に2KWタイプが3台にホールには1.5KWタイプを設置されます。

 蓄暖以外に暖房機種は施主さんの希望でFFストーブとフル暖エアコンなどが取り付けられます。明らかに暖房容量はオーバーするのは確実です。
建物性能などから言えば各室ドアーを開けて置いたら2階部分はFFストーブ1台だけで十分に賄えるかも知れません。
by titeki-oota | 2012-07-24 16:13 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
 先週は外部側から断熱材を入れる「付加断熱工法」作業を行いましたが今週は室内側から断熱材を充填する工程に入りました。

 壁には高性能グラスウール16k100mmを充填する事に依って合わせて(内100mm+外100mm)200ミリの厚さとなります。屋根の断熱は3枚重ねて300mm厚でを充填します。

 これ等の作業は本来の大工仕事とは、かけ離れていることもあって最初に取り組んだ20年前の頃は何もかにも大変な事であった。

 それが、今では当社の大工は長きに亘って経験を積みながら気密・断熱施工に携わって来たベテランの職人ばかりなので今では余り細かな指示は要らない。

 下の表にあるチェック項目は気密や断熱に関してのマニュアルだが、今では書き込まれた内容については職人の身体が覚えてしまっているので短時間に、難なくこなしてしまう。
初期の頃は慣れずに気密などで手間取った事からすれば現在では精度が上がったうえにスピーディで人工は半分くらいになっているかも知れない。 
  
   表クリック拡大!
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 断熱材を入れる前に構造材と絡む先張り気密シートをテープ処理します。
使用しているのは、日東電工の発泡ブチルゴムシートを支持体とした強力接着タイプ。
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 長年の気密性を保持するためにテープ処理した上から全て木片で押えて行きます。テープの浮き上がりや剥がれて来る事を防ぐことが出来ます。
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 壁にグラスウールを入れ終えた箇所です。
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 屋根断熱としてGWを3枚重ねて300ミリ厚に充填してから気密・防湿シートを一気に張り終えました。
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by titeki-oota | 2012-07-13 13:07 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
 今日はサッシやドアーが入荷しましたので窓枠を一気に取り付けてゆきます。
ほとんどが外壁に通気層があり、なおかつ外張り断熱になっていたりする事からサッシは5センチ程度柱の外側にオフセットして取り付ける「半外付けサッシ」のタイプになります。
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 一心院南の現場は準防火地域に指定されているので今まで多く採用して来ましたPVC樹脂製の窓だけでは認可が取れず、今回はYKKのアルミと樹脂との複合構造による「エピソード」の取り付けとなりました。

 エピソードはアルミニウム合金製防火戸認定書が取得されていて住宅防火戸のユニット形式は認定された各開閉形式の組み合わせになっている。
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by titeki-oota | 2012-07-10 16:24 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
 建て方も順調に終わってその後は構造合板を張りながら付加断熱工法としてタテ下地を造って今日から断熱材を入れ始めました。

 構造材のヒートブリッジ(熱橋)低減を考慮してタテ下地材を躯体の軸とずらして施工しております。
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 色取り豊かワンポイント赤に混じって茶色・黄色の断熱材が充填されて行きます。内部から同じ厚さの100ミリを入れますと壁の断熱材は200ミリとなります。
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 震災前まで使用していた赤いグラスウールから震災後は品不足となって茶色のアメリカ製品に替わって漸く問屋の在庫も底を付いたようで今回の現場から黄色のグラスウールに変更となりました。
3種類とも全て同じ性能値の16K細繊維タイプです。
 
 今後はこちらの黄色のGWを使用します。
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by titeki-oota | 2012-07-09 13:00 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)
 今日は第三者機関によるハウスプラス住宅保証の検査員による検査を受けました。
瑕疵保険(戸建住宅)の検査は、原則2回の検査で今回の検査は、建物が完成すると見えなくなる構造躯体です。主に建物骨組の構成、構造部材の規格、部材の接合状態、耐久性向上のための対策などを確認しました。

 今回の検査も何ら問題無く当然ながらOK!を頂きました。

 検査員が指定の金物を適切に施工しているか、検査しながら写真に収めております。
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by titeki-oota | 2012-07-04 13:42 | Q-1 一心院南の家 | Comments(0)

つれづれなるままに、興味のある内容を、書きとめているブログ。


by タケちゃん