Q-1「代野の家 Y邸」シーリング工事
2009年 05月 29日
工事個所は窓廻り目地が多いが窓枠と外壁のつなぎ目部分に接着性を上げるためにシッカリとプライマー剤を塗ってから シーリング材を充填します。
この充填したシーリング材は環境にもよりますが意外と寿命が短くて6~10年位で劣化が進み当初の機能(防水、伸縮)が維持できなくなって来ます。劣化がさらに進むと建物内部に水がしみ込み、そこから建物本体の劣化が加速され家の寿命を著しく短くしてしまう可能性があってメンテナンスは定期的に必要な個所です。
その為にも大事なのは外壁の下地となる防水紙タイべックや防水テープのより丁寧な処理が大切になって来ます。
窓の廻りは汚れも付きやすく特に窓下の外壁材が「ヨダレ」で汚れている所が良く見かけますがそうならない為にも一工夫を施して窓枠の上部に板金加工して水切りキャップを被せており雨水は貯まらず自然に流れ落ちるように緩い傾斜を付けております。このわずかな細かい作業も板金職人「テルさん」の力作です。
こちらの写真はごくありふれた普通な納め方で外壁と窓枠4方向をシーリング剤で充填したものです。