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Q-1「清水の家 N邸」 気密測定試験

 今日は「Q-1清水の家 N邸」の気密測定試験を行って来ました。
いつもの窓メーカーが持参した器械での測定で結果は、隙間相当面積0.20c㎡/㎡で隙間特性値(n値)は1、26でした。
(隙間特性値とは気密測定物件のどんな隙間の空き方をしているかを知ることができる値となります。)
Q-1「清水の家 N邸」 気密測定試験_c0104793_1325666.jpg

 
 気密性の高さを求め続けるのは冷暖房費用の軽減による省エネルギー効果はもとより、結露の防止など躯体の耐久性にも貢献し、そして何より計画的なルートで換気が出来ると言うのが最大の目標としています。

 N邸の窓のタイプも全てを「引き違い窓」(構造上、気密性が劣ります。)と「ドレーキップ窓」(内開き・内倒しといずれも内側にサッシが出てくる開き方)だけを採用しているので気密測定面(減圧法)では不利な点もあるが夏季の自然換気・通風などを考えてあえて採用しています。
その点、外開きタイプのの「縦滑り出し窓」などを多く採用すると気密性能をもっと上げやすいんだが・・・。
 
 そんな窓の隙間があって不利な条件でも総隙間相当面積は31c㎡と出ました。この住宅の全ての隙間相当分をかき集めたと仮定すると約5、6センチ正方形の穴に相当します。
Q-1「清水の家 N邸」 気密測定試験_c0104793_133749.jpg

by titeki-oota | 2009-09-16 13:02 | Comments(0)

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by タケちゃん