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「大館法人会 記念講演」

 昨日はホテルクラウンパレス(旧 秋北ホテル)にて 経済評論家 内橋克人氏(76)の講演を聴いて来ました。
出発まえに主催者に問い合わせをしたら230席を用意しているが当日の午前中に予約だけで既に200名の申し込みが入っているとの事で座れないと予測し勇んで40分も前に会場に入りました。

 テーマは「人に勇気を、地域に活力を!」~経済新時代を生き抜く道~

 TVや著書で有名な「経済評論家」と名乗る人は沢山いるが自分はただ一人、敬愛するのは内橋克人さんだけです。
経済・政治を53年間の長きに渡って見て来て庶民の立場から熱く語って、深い人間性をうかがわせる発言を行って一貫性があって説得力があり内橋さんのような経済学者(評論家)こそ今の日本には本当に必用な気がします。

 米国追随型の市場原理主義を歯に衣着せぬ物言いで痛烈に批判、外需依存型の日本経済は自律的に回復する力を失っているとも指摘し、日本企業が生き残るには歴史の転換点にふさわしい技術転換が必要と強調した。

  大型店などの規制緩和の影響で荒廃した商店街の現状を「シャッター通り」と最初に呼んだのはおそらく私だと(講師が)思いますとも言われました。
衆議院の当時の規制緩和委員会で意見陳述しろと言われ、私は九州の大隅半島の鹿屋市(かのやし)に行ったときに、どこまでも続く商店街が行く先々でシャッターが降りているのを見て、規制緩和を進めればこうなる、シャッター通りになると発言しました。議員の方に「先生方のふるさとはどうなるか」ということを叫んだのです。

 後半に述べられていたマードックの話には驚かされた。マスコミやジャーナリズムに極めて大きな影響を与えて世界の新聞社を所有しメディア王として君臨し情報を牛耳ることが出来る人物(アメリカ人でルパート・マードック氏)だそうだ。
by titeki-oota | 2009-11-12 12:25 | Comments(0)

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by タケちゃん