Q-1東台の家 墨付け
2010年 11月 09日
中国木材のドライビームで含水率及びヤング係数の品質を確保したKD材(梁)です。
左からJASマークで日本農林規格に定める品質に適合した木材を表してそのとなりに「E110以上「SD20」と印字されておりますがこちらも木材の品質を表すとても重要な数字となります。
まず、「SD20」とは、含水率が20%以下になるように人工乾燥された木材を表し「E110以上」の記号は木材を強さによって等級区分するときの(ヤング係数)グレードを表すもので一般的に、この数字が大きい木材ほど高い耐力を持っています。
ヤング係数が大きい(Eのうしろの数字が大きい)部材ほど荷重を受けたときの「たわみ」が小さくなることから、同じ荷重を受けたときでもE110の米マツのほうが当然にE50やE70のスギよりもたわみが少なく、何よりも米マツは大径で長い材を得やすいという特徴もあります。