ショートスティ建設現場 「屋根工事 吊り子(つりこ)」
2011年 09月 15日
そのトタンを葺く時に野地板との間に取り付ける際に短冊状の金属板があって此の部品を「吊り子」と言います。
吊り子は屋根材の下に隠れてしまう影の立役者とでも言うべき存在でどの様な事にでも、言えますが施工の際は、この見えない世界がとても大切なのです。
60センチ間隔で引っ掛けて釘で止めて行きますが屋根材がステンレスですから、電食防止で吊り子もステンレス製で造ってくれて、当然に釘も60ミリのステンレスです。
吊り子の前後の部分に僅かな隙間が出来ることから、この隙間から毛細管現象で水を吸い上げます。そこで膨大な数になる吊り子1つ1つに手間だが、馳(はぜ)テープやコーキングの処理を行います。この一手間を疎かにする事により雨漏れ、すが漏れなどが発生するのです。