A邸新築工事 「コンクリート打設工事」
2012年 04月 05日
それでも、午後からはスッキリとした青空になってくれコンクリート押え作業が出来たので一安心です。
生コン打設作業で基礎・土間を一体化させるために使用した生コン量は約27m3です。
流し込んでいるコンクリート強度は(呼び強度)24N/mm2です。1センチ平方メートル当たり約240㎏もの荷重に耐えられることを表しております。スランプ(柔らかさを表す指数)は作業効率が悪くなるが今回も少し硬めの15センチです。
一般的にベタ基礎は、最初に土間底面を打ち、固まってから立ち上がり部分を打設する2段階の手順で行いますが今回の現場も以前の現場と同じように1回でコンクリート打設を行う方法です。
「浮き型枠」になっている基礎立ち上がり部から流し込んだ生コンが土間部(厚さは150ミリ)に流れ出て来た所にタイミングを見て追加で生コンを入れると一回で基礎と土間が一体化しUの字のようになってコールドジョイント(打ち継ぎが出来ない)が無く強固なコンクリート基礎が出来あがります。
今回の現場は布基礎の立ち上がり幅を変えて見ました。昨年までは殆どの現場が150mm幅だったんですが、写真でお分かりの様に50mm厚くして200mm+板状断熱材100mm仕様となります。