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Q-1 東台5丁目の家 「換気風量測定」

 住宅の換気設備は1種でも3種でも測定しない事には、どのくらい汚れた室内空気を吐き出しているのか分からないものです。

 今回の現場は3種換気を採用。風量測定器で測定して見ました。

いつもなら交流モーターのダクト用換気扇をメインにしているが今回は直流タイプの定風量機種を選択。
直流(DC)モーターは消費電力も少なく強運転でも5.5W弱でも2.2Wと電気代を気にすることがありません。

 定風量と謳っているだけあって1mほどのパイプに繫いであっても殆ど圧損が無くカタログ値(強160㎥/h 弱85㎥/h)に対して実測値は(強152㎥/h 弱84㎥/h)でした。
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 こちらの住宅の必要換気風量は148.30㎥/hですので強運転だと1時間に1.02回、弱運転で0.56回の室内空間の空気が入れ替わることが分かります。(但し冬期間は0.35回になるように調節します。)

 実際に取り付けてから希望とする換気風量のコントロールは難しいものです。風量は少ないと空気が汚れたり湿気がこもるし、多いと寒くなったり、絶対湿度が減少して乾燥感が強くなったりと不快になります。

 高い断熱性能と共に気密がしっかりしていて、適切な換気風量や換気ルートが必要です。

 断熱・気密・換気は全て繋がって初めて効果を引き出させるのだがこういった当たり前の基本的なことが、なぜもっと普及していかないのか?

 やはりハウスメーカーや設計事務所などのように、下請け、孫請けの工務店に仕事を発注するシステムでは、一定のレベル以上を望むこともできないし、ノウハウの積み上げも出来ないことが影響しているのかも知れない。
by titeki-oota | 2014-03-20 15:18 | Q-1 東台5丁目の家 | Comments(0)

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by タケちゃん