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「寝不足」その2

 昨日の続き

 手術前の検査は導尿に始まって採血なども行ったと立ち会った家内から聞いた。

 普通、人間なら腕からの採血が多いと思うが犬の場合は何処に針を刺すんだと聞いたら殆ど人間と同じだと言う。

 採血時に細い犬の前足に駆血帯(静脈を浮き上がらせるバンド)を巻いて邪魔な毛の上から僅かな感触を頼りに静脈針を刺して1発で採血したそうで、やはり獣医師のプロ技を見て感心したそうだ。

 血液検査の結果は全てが正常値で何ら問題が無く先ずは一安心だが問題は未だ見ぬ結石の状態だけとなった。 手術中・術後は立ち会う事は出来なかったが、夕方になってから丁寧に電話でドクターから報告を貰った。

 開腹して見たら膀胱の中に結石が前日の見立てでは3個とあったが、画像に写った個所は硬く線維化した組織だったそうで代わりに砂状の結石が沢山あって、これ等を先ずは生食で洗って取り出してくれた旨。

 結石も苦しんだ1つだが、あと1日遅れていたら膀胱が破裂して大変な事になっていたかもと、ドッキリ発言がドクターから。
石が尿管を傷つけたり詰まる原因だったが、そこに尿を出そうと息むことから、硬くなった膀胱の一部が皮一枚残して裂ける寸前だったので外側から縫い合わせ手術を行ったとの事でギリギリセーフで本当に助かった。

 今後も中高年の愛犬は9歳なので(人間だと52歳 相当)人間と同じように、いろんな病が出て来ると覚悟している。
by titeki-oota | 2015-09-02 13:33 | Comments(0)

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by タケちゃん