Q-1 老人福祉施設建設現場 「床下エアコン」
2016年 03月 30日
床下エアコンを採用するに当たって、先ずは床下を室内と捉え、基礎の立ち上がり部を開放的に造り、基礎・土間に断熱材を施す基礎断熱が基本となります。
床下空間にエアコンの暖気を送って床下の熱容量の大きい基礎・土間コンクリートに 蓄熱させながら、併せて床面に設ける通気口から各部屋へ暖気を送り、緩やかな対流で家屋全体を暖房する方法です。
エアコン設置で只1つ気を付けたいのは噴き出した温風が温度センサーに影響を与えるショートサーキットが起きないように工夫することくらい。そうすれば安定した設定温度内で稼働してくれます。
4日ほど前から試運転を開始しましたが予想を超えて床下土間コンクリートが温まる時間が早くて驚いております。3日目に測定した床面の温度は22℃、室温は20℃でした。