Q-1 観音堂の家 「外壁材を張る前の処理」
2016年 07月 22日
スリーブ設置作業を止む無く後から追加で行うと気密処理や断熱材処理で余計に手間が掛かってしまいます。
配管を通してから気密テープ処理を行います。両面テープを貼ってからブチル系片面テープを貼って、その後にテープの上面に下地材を兼ねて被せます。(木材で押さえるのはテープが浮き上がって来るのを防ぐ目的があります。)
特に台所やお風呂場の排気口は冬期間に結露水が多く発生しますので外部側に流れ落ちるように配管は必ず勾配を付けることは大事な点です。(他の現場で偶に見受けられるのが排気側に使用したジャバラ配管内部に結露水が溜ってしまうのは是非とも避けなければいけません。)
内部の配管にタルミが無いように固定しながら全てのスリーブは勾配水平器を当てて勾配が付いている事を確認します。
エアコン設置の下地材も兼ねてスリーブ周りのテープも押さえます。
スリーブ配管は再度、水勾配を決めてから胴縁材で挟み付け固定します。