地盤調査では布基礎でも十分な強度が保てるとの調査資料を頂き喜んで、いざ重機で土をほっくり返し始めたら地中からは歓迎されない物ばかりが出て来てしまった。腐らないままの木屑やコンクリートガラ等が混じっており、恐らく当時ここに建っていた家屋を解体した際の産廃を敷地内に埋めたものと推測されます。
これらの土をはぎ取ってから砕石に入れ替えてからベタ基礎造りに入って行きます。
先週に鉄筋検査も無事に終えて今日は少し寒い曇り空の中でのコンクリート打ちです。
ポンプ車から送られて来るスランプが少し硬めの生コンでモコモコ感が分かります。
基礎の外側を囲っている白いのが基礎断熱材で防蟻用で150ミリの厚さがあります。防蟻仕様で無い断熱材は注意が必要です。市内の色んな現場を見かけますと依然として普通の板状断熱材を使用しており、その結果2階部分までシロアリが昇って大きな被害が発生している家屋も出ており、たかが断熱材と侮ってはいけません。
土間に生コンを流し込んで立ち上がりと一体化させて
コールドジョイントが無いベタ基礎が完成します。