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電気のお家 メリット・デメリット

 観音堂に当社のオール電化モデル住宅「Q-1プロジェクトハウス」を建築中だが完成したら今回も室内温度・外気温と共に冬季間の電気暖房料金を詳細に発表していきたいと思っています。最近の新築住宅は「健康住宅」「オール電化住宅」が人気でそれもマスコミで伝え聞いて「どうもこれが良いらしい」と言うことしかお客さんは認識していないし、分かっていない。
健康住宅とはどういうものか? オール電化とはどういうものか、お客様から質問を受ける。

 「オール電化住宅」はいままでガスや灯油を利用していたものを全て電気にしたメリットだけを宣伝されがちだが、電化そのものに罪が無いのだが住宅の断熱・気密・暖房容量・暖房機の配置方法等と内容が一定のレベルまで達していない為に起きる問題点も出てきている。
まともな性能値がある家は他の燃料に比較して今迄より電気代が安くつくが「性能値」の意味が良く分からない業者さんが依然として営業活動をしていて生活してから電気代が高くて困っているとか部屋が寒く困っている相談があると聞く、その「安売り」の業者で建てたある方は建物の面積は70坪家族は7人で冬の1ヶ月の電気料金が辛抱して寒い思いもして7万円を超えてしまう為に暖房のみを灯油のスト-ブに変えようか検討しているとのこと。
お客様はコマーシャルの素晴らしいオール電化だけが頭にありオール電化にすれば時には、電気代の大幅アップにつながる事を知らないで契約。
そこのところをお客様は良く検討して選ばないと後で後悔する事にもなり有名ハウスメーカー・電力会社だからと言って宣伝を鵜呑みにしないでよく十分調査してから。

「電気温水器を導入してオール電化にすると、光熱費は四割程度減るが、CO2排出量が逆に三割以上増加する」。こんな結果が、地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(CASA)がまとめた「環境面からみたオール電化問題に関する提言」(中間報告)でわかりました。

 「環境にやさしく、しかも電気代がお得」。こんなうたい文句で建設が急増しているオール電化住宅。給湯や調理などガスがよく使われる場面で、ガスを使わずに電気でまかなう仕組みが「オール電化」です。夜間の電気料金が昼間の三分の一程度に設定されているので、オール電化にすると光熱費が安くなる場合があります。電力会社などは「オール電化は環境にいい」といった宣伝をさかんに行っています。そのため消費者が「光熱費が安いことを、環境にあたえる負担が小さいことと誤解している」と中間報告は指摘しています。

 しかし、家庭において同じだけエネルギーを使った場合、電気が環境に及ぼす負担は、ガスの二―三倍以上になるといいます。電気は発電や送電の過程で60%以上が失われ、企業や家庭に送られるのは40%にすぎません。中間報告は、火力発電所からの汚染物質排出の問題もあげ、無条件に「電気は空気を汚さないから環境にいい」といったイメージに疑問を投げかけています。オール電化は電気代は安くなりますが、使用量が減るわけではなく、むしろ電気温水器の使用などで大量に電気を消費することになり、環境にあたえる負担を増やす場合もあるといいます。中間報告は、オール電化は地球温暖化防止に逆行し、原発や火力発電の増設を促す側面もあると指摘しています。 電力会社などによる「オール電化は環境にいい」といった宣伝は、誤解を招かないよう配慮する必要がある、とCASAは注意を呼びかけています。

by titeki-oota | 2007-04-25 10:44 | Comments(0)

つれづれなるままに、興味のある内容を、書きとめているブログ。


by タケちゃん