「Q-1代野の家S邸」コーキング充填
2008年 05月 22日
マスキングテープを張ってコーキングをしっかり密着させる為に充填部分に接着剤下塗材「プライマー」をハケ塗りします。
必ず,使用するコーキング材に適した専用品を使用し、いいかげんに済ませると、正直にそれなりの結果が待っている。
プライマー塗付で手を抜くとコーキングが剥がれやすくなって、剥がれたらまた撤去してやり直しになるわけですから、非常に重要な工程です。
職人はいつものNさんが入っている。何か不都合な箇所があればいつでも指摘してくれてるし丁寧に作業をしてくれる。コーキング材はただでさえ短命な部分なので、(長持ちすると思っいる方が多いが長くても10年以内に打ち替えするのが理想で)目地にゴム状の素材「コーキング」(シーリング)が充填されている場合、これが外壁材よりも先に劣化してしまうことが多い。
コーキングは防水する上で無くてはならないものですが、初めは柔らかく多少の建材の動きにも対応してくれますがそれはコーキングの中にやわらかくするための溶剤分が含まれているからですが、風雨や日光(紫外線)にさらされている内に徐々に蒸発して抜けてしまいます。そうすると硬くなり、痩せていってしまいやがてコーキングが切れてしまいます。
コーキング材専用容器回転式攪拌機でコネコネと練っています。
マスキングテープを殆ど切らずに折り返しながら次々とテープを張って行きます。それはコーキングを打った後に木の棒にテープを巻きとって行くのに一気に撤去出来る為です。
プライマー材を刷毛で塗って行きます。
コーキングガンで充填中のNさん今日は真っ赤な作業服で登場!コーキングが付着すれば絶対に落ちないので着れるものなら何でもいいそうです。