太陽光発電
2008年 08月 26日
年々注目度は高まって来て新聞に盛んにPRを載せて勧めている建築会社も見受けられますが直ぐに飛びついて良いんだろうか時代の流れに逆行するようだが個人的には疑問である。
国も2020年には現在の10倍にする目標を掲げていて補助金も復活しそうな気配がある。現在の設置費用が今後、余程安くならないと採用数は伸びないのではないかと思うし、その前に投資した金額が何年で回収出来るかが消費者は一番知りたいところでは無いだろうか。
例えば4KWシステムで(セル部材)シリコンの種類などで250万円位から400万円の価格帯であるが、もしこの金額を回収しようとすると専門家はざっと20年から30年はかかると見ている。
もし、設置しても発電パネル自体は年々変換効率が落ちて行くしメーカーでは2割下がったら寿命と考えているようだしその寿命期間は投資回収に掛かる期間と同じ「20年から30年程度」としている。
その他にDCからACに変換するパワーコンディショナーはメーカーにも依るが10年くらいで交換が必要な場合もありこのPCは10年~15年で交換しなければいけない上に価格も20万円台からと決して安くはない。
その他に電力会社に売電メーターも10年に1回交換が義務付けられている。
エコ意識を高めCO2削減で地球環境を真剣に考えている方だったらお勧めだが金銭的に確実に回収を考えている方はもう少し時期を遅くされた方が無難かと思います。