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カテゴリ:Q-1 御成町の家 N邸( 5 )

 24時間連続運転の機械換気設備、取り付けを義務つけられたのは2003年7月からだった。

 しかし、16年も経っても建物を造る前の段階で換気の設計内容は書類上だけの審査で通り、依然として建物が完成した後の実際の換気風量を測定する業者さんは本当に少ないのが現状です。

 空気は透明で見えません。いくら難解な換気風量計算書が作成されていても、現場での施工次第で結果は変わることが多いことから先週、記述した気密測定と同じく、換気風量も実測してみないと分からない項目なのです。

 設計風量が少なければ換気の役割を満たさず室内の空気が汚れ時には結露水など発生し、逆に多すぎれば風切り音が発生し、寒すぎたり熱エネルギーロスを増大させます。
 遡れば一般住宅に換気システムが義務化されてから暫く経つと言うのに,未だにカタログ上の数値だけ記載した申請書のみでスルーし、大手を含め多くの造り手は「換気」を曖昧にしている現実があります。

     
     実測した 強運転時:139m3/hですと換気回数は0.52回/hとなります。

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 冬季間になったらトイレ内天井換気扇は「弱」のみで運転、換気回数は(0.33回/h)となります。
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  普段の常時換気ルートとは関係ないのですがユニットバス内の換気風量を測定して見ました。
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by titeki-oota | 2019-09-23 10:01 | Q-1 御成町の家 N邸 | Comments(0)
  昨日、気密測定を行いました。

 完成後に実際に測定をしない事には気密性能値は分かりません。
過去、20何年も気密測定を行って来ましたが、ある程度の気密レベルは事前に分かりますが一棟一棟の気密数値は当然に違います。
  今回の隙間相当面積(C値)は0.27c㎡/㎡  
     
     隙間特性値 (n値)は1.28でした。
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   隙間特性値は通気量グラフで示された回帰直線の傾き(n)で、1~2の範囲の値になりますが
       nの値が1に近い場合は小さな穴が分布している事を示します。
       nの値が2に近い場合は比較的大きな穴が分布してる事を示します。
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 測定機器画面「開口面積」に35㎠と表示しております。住宅全体に点在する穴をかき集めたとすれば名刺サイズより小さな約6㎝×6㎝の正方形の穴があることを示します。
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by titeki-oota | 2019-09-21 09:25 | Q-1 御成町の家 N邸 | Comments(0)
  昨日はお天気にも恵まれて追加でお願いされていた2回目の土間コンクリート打ちを行いました。日中は程よい風が吹いて気温も20℃前後と最高な条件での打設作業。
  
 思えば今回の現場は基礎打設の時から棟上げまで、1度も雨に当たらなかったのは、本当に珍しいこと異常気象の一環でしょうか?。
 土間コンクリートの仕上げ方法は
小手仕上げをした後に、刷毛を使って細かなザラザラに模様を入れる「刷毛引き仕上げ」です。この方法で仕上げるとコテ仕上げのように雨や雪でも滑りにくくなります。
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by titeki-oota | 2019-09-20 08:58 | Q-1 御成町の家 N邸 | Comments(0)
 先週末に漸く大量なグラスウール断熱材を用意して充填施工を終えました。

 それぞれの断熱材について少し説明します。先ず基礎断熱材に使用している白いEPS断熱材ですが早い話、魚箱などに使用されている材料と同じです。違いとして一番の特徴とされる防蟻材が練りこまれているのでシロアリ対策には安心な材です。
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 但しウレタン断熱材に比べEPSの熱伝導率は負けるので今回の現場も厚さは150ミリと、とんでもない厚みで基礎を包んでおります。土間は基礎との一体打ちコンクリートなのでアリの心配が無い事からスタイロフォームエース50ミリを土間全面に敷き直下地面からの熱橋を防いでおります。

  W断熱の付加断熱材として16K GW細繊維105ミリを2枚210ミリを外部側から充填します。
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  室内側から同じく16K GW細繊維105ミリを充填することに依って壁断熱材の厚さは合計315ミリ厚となります。青いシートが見えますが防湿・気密シートです。
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  屋根断熱材は通気層を造った下層に16K GW細繊維105ミリを3枚を重ねて充填して合計315ミリ厚を確保しました。
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by titeki-oota | 2019-08-02 14:16 | Q-1 御成町の家 N邸 | Comments(0)
 地盤調査では布基礎でも十分な強度が保てるとの調査資料を頂き喜んで、いざ重機で土をほっくり返し始めたら地中からは歓迎されない物ばかりが出て来てしまった。腐らないままの木屑やコンクリートガラ等が混じっており、恐らく当時ここに建っていた家屋を解体した際の産廃を敷地内に埋めたものと推測されます。
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 これらの土をはぎ取ってから砕石に入れ替えてからベタ基礎造りに入って行きます。
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 先週に鉄筋検査も無事に終えて今日は少し寒い曇り空の中でのコンクリート打ちです。
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 ポンプ車から送られて来るスランプが少し硬めの生コンでモコモコ感が分かります。
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 基礎の外側を囲っている白いのが基礎断熱材で防蟻用で150ミリの厚さがあります。防蟻仕様で無い断熱材は注意が必要です。市内の色んな現場を見かけますと依然として普通の板状断熱材を使用しており、その結果2階部分までシロアリが昇って大きな被害が発生している家屋も出ており、たかが断熱材と侮ってはいけません。
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 土間に生コンを流し込んで立ち上がりと一体化させてコールドジョイントが無いベタ基礎が完成します。
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by titeki-oota | 2019-06-17 11:13 | Q-1 御成町の家 N邸 | Comments(0)

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by タケちゃん