こちらのお宅は引き渡してから4年経過したばっかりなんだがキッチンの台付きタイプ蛇口が見事にまで根元からポッキリと折れてしまう珍しい現象。

過去にも色々と修理に対応して来たが、記憶にある中で折れたのは始めての事かも知れません。
早速、納入卸に連絡を取ってみたところ2年までは保証対象になるがそれ以降は実費になる残念な話だった。
折れた箇所の破断した金属片を見れば上部から強い力が加わった形跡があり何度か繰り返されて金属疲労が起きてサビも発生しながら分離落下されたものと推定されます。

直ぐに同じ形状の混合栓が手配にならない為に毎日の炊事で不自由だが今のままで(水平に水が吹き出て来る)我慢して来週まで使って頂きたいとお願いして来ました。
日々技術開発が進んで改良はされているが、それでも故障(交換)が発生する箇所ではダントツにパワーコンディショナーに多いのが気になります。
先週の朝日新聞(7/24付)にとても興味深い太陽光発電に関しての記事が掲載されていました。
家庭に設置された太陽光発電システムの約3割が、12年以内に故障している――。
NPO法人「太陽光発電所ネットワーク(PVネット)」が23日、そんな調査結果を発表した。
「10~20年故障しないと言って販売されるケースが多いが、実際は注意が必要だ」と呼びかけている。
同ネットの会員が設置した太陽光発電システム483台について調べたところ、149台(31%)が設置から12年以内に故障していた。設置の仕方が悪くて故障したり、部品が劣化したりする例があった。
落雷や、電線などの影で太陽光が当たらない部分からの劣化がみられるという。
また、詳しく調べた32台では、部品の劣化で発電量が低下。
本来の性能などから予測される発電量と比べると、実際の発電量が10年で4割下がったケースもあった。
政府は温室効果ガスを2020年までに90年比で25%削減させる目標を掲げている。
このため、環境省案では太陽光発電システムを20年までに1千万世帯に普及させる考えだ。
PVネットの都筑建事務局長は「販売業者の説明が不十分で、経年劣化などに気づかない消費者が多い。
大量普及させるなら、業者の説明義務を徹底させたり、メーカーの製造技術を向上させたりすることが必要だ」と話す。
当日はSさん家族全員が参加されて当社からは家の手入れの手引書や保証書、鍵類を手渡して(今まで長く使用して来た工事用の鍵との切り替えを行ってから)水道・電気業者など順番に取り扱い説明などを行いました。一回聞いただけでは分かりずらいので11月頃に再度お邪魔して床下蓄熱暖房器の操作方法等を説明します。

写真は工事に取り掛かった解体時で未だタップリ雪が残っていました。3月8日から工事が始まって実質4ヶ月間に渡ってのロングラン工事でありました。

引渡し前日に室内の床や天井の表面温度を測定して見ました。
1階の居間フローリング床表面温度

1階の天井表面温度

北側のバスユニットの浴槽内の表面温度

2階の階段を上がりきった所の床表面温度

1階階段下の土間床出入り口ですが、さすがにコンクリート表面温度は安定しており効果的です。

午後の西日の当たる外壁に温度計を当てて見ますとご覧の様に気温30度の時でも表面温度は50度を超えてしまいます。外壁の裏側に2重に充填された高性能GW断熱材220ミリが暑さをブロックしてくれます。

昨年までは寝る前にエアコンを利かせて寝る前に止めれば朝まで過ごせたのに今年はいつもと違って気温よりも湿気が多くて眠れない。
記録的な猛暑の関東や関西の暑さに比べたら大館はまだまだ涼しい方の気温だがそれにしても全国で先週1週間だけでも病院に熱中症で搬送された人は記録的な9000人以上に上り60人近い人が死亡しているそうだ。

いつものQ-1住宅にお住まいのEさんから昨日メールで電気料金明細が送られて来ましたがやはり昨年の7月電気料金(4617円)よりも今年は明らかに高い金額になっております。
コメントには「蒸し暑くてエアコン稼働日が多かったこともあって前年比で約3000円増になりました。」とありました。

年々知名度が上がって田舎館村の名物イベント田んぼアートは、とうとう米メディアまでもが取材に駆けつけているそうだ。
Web東奥日報に依れば22日は、アメリカを代表する新聞ニューヨーク・タイムズと、米三大ネットワークの一つCBSが村役場を取材で訪れたそうです。
縦143メートル、横104メートルの水田のキャンバスに、5色の色の異なる稲を植え、巨大な絵を描いていて、見事に弁慶と牛若丸が浮かび上がっている。
10月の稲刈りまでに20万人近くの人が今年も見学に訪れる予定で、多くの観光客を集めることに成功している。
法定換気回数の0.5回/h以上確保されているかを測定しながら確認する試験です。

写真では32.8㎥/hと表示されていますが測定している最中の風量数値は常に1桁単位でフラフラ変動して上がったり下がったりしていて大体の平均値を取ります。
気密性が高い住宅にとって24時間計画通りに確実に換気されているかは、快適な住環境のために大変重要なことです。 空気は見えないですから風量は1個所ずつ測定しない事には分かりません。
実測した1階・2階合計した換気風量は強運転のMAXで380、2㎥/hが記録されてS邸の確認申請で届けていた設計換気量は0.5回分で295㎥/hでしたので楽々クリアーしました。
家の中の空気を入れ替える換気回数は法定で1時間に0.5回、2時間で家中の空気を全て入れ換えるものと決められているが実際に生活されますと冬期間に0.5回は多い為に0.35回前後に下げる工夫が必要のようです。「換気」に関しては奥が深くて一言、2言では語り尽くせません。
初めて入居される方にまず最初にお願いするのは大事な換気設備メンテナンス。毎月1回は定期的なフィルター掃除や2年ごとの交換作業などが伴って来ます。これらの面倒な?作業を習慣化させるのも当社の仕事です。(笑)
屋根の上は照り返しと蒸し暑さで三倍くらい身体が火照って来ます。
こんな酷暑の中でも5人の板金屋さんは何食わぬ涼しい顔で黙々と頑張っております。


古いトタン(未だ全然サビも無いが・・・)を剥いで新たに防水ルーフィングを敷いてからステンレス製のSSルーフに葺き替えて行きます。
16年間に渡って頑張ってくれた雪止め金具も裏側はこんなにサビが発生しており留めていないトタンは何とも無いが留められたトタンにはもらいサビが発生します。

SSルーフ(スノーストッパールーフ)は無落雪屋根で長尺の成型板を使用し、高さ約5cmのハゼ雪止め部分を30cm間隔で横に走らせた横葺方式を採用しています。屋根全体が雪止めになっており雨水や雪解け水は、この成型板を微妙に傾けることにより、左右どちらにでも流すことができます。
今回の現場の屋根勾配は6寸で急で一方向だけ(12メートル)妻側に流れ集まった水処理は急速に流れ落ちて普通の雨どいでは飛び越えてしまうの手造りで屋根材同じ素材でステンレス製ガイド板付き大型集水器を取り付けます。


アスファルト工事関係者に邪魔しないように急いで気密測定機材を運び込んでくれてた今回の気密測定者はいつもの会社の担当者で無くて初めて測定依頼した会社なんです。
と言っても測定器械は以前と同じ機種だしオート測定なので何ら心配も変わることはないのだが、そんな中での気密測定試験でした。

今回のS邸の窓はいつもと同じタイプの窓で引き違い窓・ドレーキップ窓が約8割と多い。決して気密試験(減圧法)には有利ではありませんが敢えて網戸の虫対策や通風の為に採用しております。
延べ床面積は71坪のS邸だが測定対象とした床下や天井裏などを加えた実質延べ面積は291、37㎡です。測定した結果の総すきま相当面積は89c㎡なので89c㎡÷291、37㎡=0、305c㎡/㎡となりn値は1、42であった。
目に見えない細かい隙間が集まって 測定された89c㎡は9、4センチ正方形に相当する僅かな「穴」が点在している事になります。気密性が良い分、換気ルートは計画的に行われる事となります。各所の換気風量は木曜日に測定予定。

本降りになったら路盤だけ造って置いて作業は中止するつもりでいたが何とか雨は降ることが無く午後からは蒸し暑さに加えて熱気ムンムンのアスファルトに囲まれて64㎡の面積も順調に進んで現場監督と作業員で総勢10名で頑張ってくれまして無事に工事は終了いたしました。



アスファルトは「生もの」固まれば使い物にならず手早く冷えない内に敷き均しと転圧を行うだけの大人数が必要です。
細かい指示は無くても役割分担、段取りも良くて掃除や養生を行う人、バックホーで地盤をすき取ったり砕石を入れて砂で微調整しながら役目を終えた重機から順番に大型トレーラーに積んで行く。次々とアスファルトフィニッシャーや振動ローラーを移動させたりとスピーディーな各作業員の動きを観ていると全然、飽きる事がなく面白いのだ。

中でも特に印象深かったのが弘前の祭姫會(サイキカイ)チーム。
衣装を重ね着していて(まさか!まさか!あんなに着込んでいるとは思っていない)素早く着替えながら5着の衣装(踊り)を見せてくれました。あまりの早技についていけずシャッターチャンスを逃してしまいました。
紫のハッピから緑の衣装→水色の衣装→黄色の衣装→赤の衣装まで竹の子の皮剥きの如く曲に合わせ暑い中にも関わらず若さ溢れる素敵な踊りを披露してくれて元気を貰いました。



途中から抜け出して、その後は大館市樹海ドームのマンモスフリーマーケットに行って来たが駐車場はそこそこ埋まっているが去年よりは出店数が少ないような気がしたが・・・。