あおり止め金物を取り付けたところです。

座掘りした箇所の金物は熱橋防止のためにウレタン断熱材で埋めて置きます。

ランバー2×12材で長さは18フィートの屋根垂木を掛けました。
こちらの垂木は只の垂木でなく、成(せい)の大きい垂木の間には「転び止め」を入れて垂木のねじれや転びを防ぎ屋根面の剛性を上げるようにします。
屋根材を葺いた後から、内部側から垂木フトコロ分に約300mm厚の高性能グラスウールを充填することに依って正式には垂木充填断熱工法とか屋根充填断熱通気工法と呼びます。

透湿・防水シートを張り、通気層胴縁45×54mmを施工し、その上に野地板の杉板を張って行きます。完成後は、ここの通気層を湿気や夏季の熱気が上昇しながら外部に吐き出すこととなります。

取り付け工事は当社にいつも出入りしている電気屋さんです。
現場で立ち会って取り付け位置や下地材の確認、ステンビスの長さ、配管隙間充填(ウレタン材発砲)、カバー周りの防水コーキングなどを確認しながら丁寧に作業を進めて頂きました。

一般の方がエアコンを買い求める際は殆どの方は大手の電気屋さんから購入して取り付け作業は下請け業者さんが行っていると思います。
エアパージ(真空引き)について以前にも何度か話題にしてますが、取り付け作業の大事なポイントとなります。
配管接続終了後、配管に冷媒ガスを充填する前に、管内部を完全真空にして気泡や水分を無くする作業で、これをきっちりやることで、エアコンの性能が保たれるとされ、電動ポンプで30分以上作動させるのが理想だが忙しい業者は5分くらいでポンプから「コォコォコォ」と空気が引かれている音がした段階で終える業者さんもいます。
仮に時間の短さを指摘しても、「エアゲージで確認しながらやってるから大丈夫!」と言われてしまいそうだが出来れば長くポンプを掛けて頂きましょう。
こちらの空間には家族全員が使用する物が集まっており、なかなか片付かないとお悩みの方が少なくありません。
洗面脱衣室の広さは1坪(2畳分)程度が洗面スペースとしては一番多いようです。
その広さに洗面脱衣室に入る扉とお風呂に入る扉があり、時には回遊できるようにとキッチンからの動線を確保する為に3枚目の扉を設置した場合は今度は収納する壁スペースが限られてしまう事もあります。
今回の現場は2枚扉ですがどのように洗濯機と洗面化粧台を配置しながら尚且つ数多い収納品(フェイスタオル、バスタオル、バスマット、脱衣カゴ、洗濯カゴ、洗濯用品、洗面用品、ヘアケア用品、それらのストックなどなど、これらを置きながら、如何に収納出来るかが整理のカギとなります。
リフォーム前はドラム型洗濯機を写真のように入り口から入った真っ直ぐに向いて扉が開くように置いて利用してました。(縦型に比べてドラム型は扉が手前に開くのでスペースを大きく取らなければいけない。)右側に洗面台があったことからバッティングして凄く使いづらかったようです。
リフォーム前の状態です。

そこで入り口から入った左側に一列に洗濯機(上部に収納棚)・11cm幅のスリット収納棚・洗面化粧台を並べて空間を広げる工夫をしてリフォームしました。
収納棚はシナランバーを使って大工さんが製作しました。

扉は家具屋さんが造って取り付けてくれました。湿気が多い場所ですから素材はメラミン化粧板で表・裏側ともに貼って仕上げてくれました。

ホームセンターを回って写真のようなタイプを探したが見つけらなかったので、問屋に注文して取り寄せたイナックスの60センチ幅の2連タオル掛けです。

以前のパネルヒーターは小さくて熱量不足で電気ストーブを併用していたので、撤去してパネルヒーター+タオルウォーマーを新たに設置しました。

移動する前の洗面台に使用した電気配線が1本あったので主に電動歯ブラシ用として利用するコンセントに生まれ変わりました。

消費税率を14年4月に8%、15年10月に10%に引き上げる消費増税法案の採決結果は
投票総数、459票
欠席19人
賛成 : 反対
363 : 96
小沢氏、鳩山氏が反対票を投じたものの、賛成多数で消費増税法案が可決し衆院を通過。
民主党から反対票を投じた人は57人。
増税の前に、まずやるべきことは多くあるはず、それでもこれだけ足りないので、増税に協力願いたいと言うのなら理解できない事ではないのだが・・・・。
先ずは基礎の上に土台を設置する基準墨を出します。墨が出したら土台に穴を開けます。これはアンカーボルトが貫通する穴加工です。(アンカーボルトとは基礎と土台を固定するためのボルトです。)
次は基礎天端に気密パッキン材(写真で見える黒いスポンジ)をぐるっと敷いて行きます。その上に0.2ミリ厚の先張り土台気密シートを敷いてから土台を乗っけて行きます。



これで土台と基礎がピッタリ気密されて一体化することに依って完成時には基礎内部床下空間は室内と同じ温熱環境になって土間コンクリートは冬は床下暖房器と相まって蓄熱されて夏は井戸水と同じで地熱の冷たさもあり(蓄冷)1年を通じて土間コン表面温度は大きな温度変化が無いことが既に実証済みです。
例として夏の暑い時、屋外に繫がれた犬が地面に穴を掘って涼んでいるのを見たことありませんか。それと同じ原理です。そういえば以前に建て方を終えた現場で(猛暑時)土間コンで昼寝していた大工さんを思い出しました。犬も人間も冷たい箇所は本能的に分かるものです。(笑)
午後からは窓メーカーさんが持参した気密測定機器を運び込んでA邸の気密測定です。
いつもなら準備から測定まで1人で作業して来たのに今日に限っては、なんと!3人も会場に入って用意万端、全て抜かり無く測定に当たってくれました。
測定する対象実質延べ面積は144.75㎡で平屋建で窓ガラスは殆どが引き違い窓で気密性では多少不利な面がありますがそれでも、オート測定によって総隙間相当(開口)面積は48c㎡と出力されました。開口面積を実質延べ面積で割ると0.33c㎡/㎡です。仮に家中全ての穴をかき集めた隙間を全部足したとしますと凡そ6.9cm×6.9cmの細かな隙間が何処かに点在していることを示しております。

下の写真でも表示されているように総隙間相当面積は48㎡と表示されてます。

同時に出力された隙間特性値nという値は1.39と表示されました。

このn値も大切な数値です。気密の施工状況とどんな隙間の開き方をしているかを知ることができる値で隙間探しの目安となる値となりチェック数字となります。
高いレベルの高気密住宅の隙間は非常に細かく、一方の気密の低い住宅の隙間は大きい傾向にあります。同じ開口面積であってもn値が2に近づくほど隙間は大きい箇所があって、1に近づくほど隙間が小さく点在していることを示します。
大工さんが気密を意識して作るとn値は1.0~1.5以内に収まるようになります。
換気システムを考えれば気密性能値は幾ら高くなっても構わない。
それは気密が高くなればなるほどに省エネ性アップはもちろん小さな点在している隙間からの給気が減り、計画的に給気口からの新鮮な空気が計算値に近い量として排気に繋がってスムーズに流れ室内空気が汚れない結果へと結びつきます。
恐らく輸送途中に破損したと思われますが替わりの商品が入荷するまで正式な引渡しは出来ないでいましたが昨日で漸く全てが終わりました。(再度、大工さんが出掛けての作業を気の毒に思ったのか卸問屋さんが取替え作業を行ってくれました。)
下の写真は朽ち果てた以前のウッドデッキです。

こちらは雨に濡れても直ぐに乾く新調されたプラスチックの粉と木粉を混ぜて造られた腐らないデッキ材です。前面のフェンスにお布団を干す機会がこれから多くなりそうです

ニュースでご存知の方も多いと思いますが、20日北京から到着した全日空機ボーイング767が成田空港に着陸した際、気流の乱れにより滑走路に強く降りた衝撃で機体の一部が歪んだ事故。
動画ニュースを見ると、接地時かなりの衝撃でバウンドしていたが、あんな形で機体が歪んでしまったことに驚きを覚えます。

着陸時は速度を十分に落として入って来てますので、対気速度が急に増える時は対処できるが、急激に減ると、降下率が大きくなり、最悪のときは失速して滑走路にたたきつけられるという今回のようなことになる可能性が大きい。
修理してまた日本の空を飛べるようになるんでしょうか。
機体は恐らく見た目以上にダメージが大きく修理不可能な全損の状態で、このまま運航から外れるかもしれません。
20日は他の飛行機も苦労しながらも着陸していたようだがまさか事故機の機長に対抗心でも芽生えたんでしょうか?強風時に無理して着陸しなくてもよかったのに・・・。
いずれにせよ、とてつもなく高い代償となりました。

気にしなければ、此のまま使用していても何ら問題が無さそうに見えるが、実際に毎日、顔を洗ったり立ち上がってシャワーを掛けたりの動作を繰り返していると、どうも洗面器にホースが当たって誠に不便で何とか成らないかとの事であった。
そこで、メーカーに問い合わせて見たら吐水口にロングのタイプがオプションで売り出されている事がわかった。台にぶつからずに床の洗面器にお湯が落ちる長さは15センチ以上なので17センチのカランを注文して今日の取り付けと成りました。


実際に奥さんがお湯を流して様子を見たりしていたがこれなら今夜からホースが邪魔で当たることなくゆっくりと洗髪出来そうだと喜んで頂きました。