11月17日のブログで下記の様に記載しました。
「1階床下(約19坪)に入れたのは床下専用の蓄熱暖房器1.4KWを4台のみで試験。
昨年のモデルハウスのQ値1.18に対して今回のモデルハウスのQ値0.89ですと単純計算で25%性能がアップしてますので暖房容量も8.85KW必要となる。
昨日までは1.4KW×4台=5.6KW(家全体の暖房容量)しかありませんので(①の熱も無いに等しい状態から)当然に熱量が不足します。
今日の1階の室温は17度(床面は温かいが・・)、2階は14度であり予想した温熱環境であった。
そこで、今日は当社の職人と電気屋さんに来て頂き2階、寝室に蓄熱暖房器2KW(ファン付き)タイプを追加で設置したが、これでも7.6KWなので、必要とする8.85KWには未だ届かないが今後の様子を見てから再度考えます。」
2週間ぶりだが入った瞬間に17日の時と明らかに違いが分かるくらいに室温が高いのを感じました。
やはり、幾らQ値0・89の建物断熱性能が良くても1階、2階に分散しながら暖房器を配置する事と暖気の流れを造ってやらないと不味い事が改めて確信しました。
2階に一切、暖房機器を配置してない事の温度差から生じる冷気が階段を下って居間に流れて来るダウンドラフト現象があった事と床下のコンクリート土間に蓄熱が未だ不十分だった事から、あの時は全部屋室温が20度以下の状態に陥ったと推測されます。
それが、蓄熱暖房器2KWタイプ1台を2階北側の寝室+ウォークインクローゼットの部屋(14.5畳)に置いただけで1階に流れていた気流感は無くなり居間のテーブルに置いた温度計は23度と2階の各部屋は約21度となりました。
北東に位置した1階トイレ窓際に置かれた温度計は21度で外気温は2.5度を表示してます。
1月の厳冬期に再度、2階の暖房器の無い部屋の室温を注意深く観察して行きたいと思っております。